会社概要

代表挨拶

当社は京都大学の(旧)再生医科学研究所(現在の医生物学研究所)および物質‐細胞統合システム拠点(iCeMS)で取り組まれてきた多能性幹細胞(ES/iPS細胞)の研究成果を実用化することを目的として、2014年5月に設立されました。多能性幹細胞や万能細胞と呼ばれ、身体の様々な臓器組織の細胞に分化(変化)する能力を持つES細胞やiPS細胞を起点とする研究は、医療や創薬産業といった社会システムの中に組み込まれ、実用化されることで、多くの方がその研究成果を享受することができます。

一方で、先端技術を社会に実装するためには、特定分野の専門知識だけでなく、幅広い多くの知恵と経験を必要とします。特に新しい分野では、実用化へ向けていくつもの議論といくつもの試行、模索を行うことになります。このため当社では、京都大学から移籍したメンバーに加えて、多様な知見と経験を持つメンバーの参加によって、移転された技術をより深化させ、事業化技術としての充分な信頼性の確保に務めており、かつ、これら事業のグローバル展開も積極的に進めています。

さらには、実用化の為に独自に開発したオンリーワン技術や社外組織との共同開発、連携、支援をもとに、新たな細胞製品や新たな治療法の開発と事業化も進めており、「幹細胞が生み出す新たな社会」の実現へ向けて、継続して研究成果の社会還元を進めて参ります。

企業理念

細胞医薬とiPS創薬の実用化を進め、健康社会の進展に貢献します。

使命

幹細胞応用技術を通じて新しく有効な治療法を提供します。さらに、ここで深化/安定化させた技術をもとに、実用的な再生医療技術の進展に貢献します。

目的

先進の細胞培養技術の活用を通じて、治療が困難な傷病への新たな治療法を提供します。
細胞関連分野への展開を目指す企業との連携により技術統合/技術開発を促進し、新たな価値と事業を創造します。

会社名株式会社 幹細胞&デバイス研究所
Stem Cell & Device Laboratory, Inc. (SCAD)
所在地・連絡先本社
〒600-8491 
京都市下京区鶏鉾町480 
オフィス・ワン四条烏丸11階
アクセス(GoogleMap)
TEL:075-744-1114
お問い合わせフォーム
事業所
〒606-8501 
京都市左京区吉田下阿達町46-29
京都大学医薬系総合研究棟4階
アクセス(GoogleMap)
TEL:075-754-8910
設立2014年5月29日
沿革2014年5月 株式会社幹細胞&デバイス研究所を設立
2014年7月 クリエイション・コア京都御車に研究所(現事業所)を設置
2023年5月 京都大学医薬系総合研究棟に事業所を移転

役員紹介

加藤 謙介

代表取締役
加藤 謙介 Kensuke Kato

1993年 (株)日立製作所機械研究所、2000年から事業部へ異動、設計開発課長として製品開発・事業開発を牽引。技術経営分野へ転向し、2008年 東京工業大学発ベンチャーを設立、製造業、公的研究機関を対象とした技術基盤の新事業開発戦略の策定と実行を通じ、ライフサイエンスを含めた先端技術の社会実装に携わる。
2014年 (株)幹細胞&デバイス研究所を設立、代表取締役就任。
東京工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科博士課程修了 博士(技術経営)
東京大学大学院工学系研究科技術経営コース修了(MOT)
立命館アジア太平洋大学国際経営学部 客員教授、東京大学大学院新領域創成科学研究科 非常勤講師、研究・イノベーション学会理事などを経て、大阪公立大学客員教授

中辻 憲夫

取締役最高顧問
中辻 憲夫 Norio Nakatsuji

1977年京都大学大学院理学研究科修了 理学博士。米国や英国など海外で研究活動ののち国立遺伝学研究所教授や京都大学再生医科学研究所教授などを歴任。ES細胞、生殖細胞や神経細胞など、様々な細胞の発生分化および幹細胞研究を行った。国内で最初にヒトES細胞株の樹立に成功し分配体制を確立した京都大学チームを率いた。
2003年 大学発ベンチャー (株)リプロセルを設立(2013年6月に株式上場)
2003年 京都大学再生医科学研究所長
2007年 京都大学物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)設立拠点長
2014年 (株)幹細胞イノベーション研究所および(株)幹細胞&デバイス研究所を設立し取締役に就任するとともに、公益財団法人中辻創智社を設立し若手研究者など次世代を担う若者支援などの公益事業に取り組んでいる。
京都大学 名誉教授、(株)幹細胞イノベーション研究所 代表取締役、(公財)中辻創智社 代表理事

小西 一豪

取締役
小西 一豪 Kazuhide Konishi

2000年 京都大学大学院薬学研究科修了後、米国バージニア大学化学研究科博士研究員を経て、ノバルティスファーマ(株)、大正製薬(株)にて医薬品開発研究に従事。その後、外資系VCにて再生医療や創薬などバイオ案件を中心としたアーリーシードやベンチャーの事業化を支援。
2015年より化学分析ソフトウェア会社 代表取締役、および2019年より京都大学発ベンチャー 京ダイアグノスティクス(株)代表取締役。
PhD(薬学)、薬剤師、国際認証MBA、中小企業診断士

顧問紹介

末盛 博文 理学博士
元 京都大学准教授
幹細胞生物学

鈴木 郁郎 博士(学術)
東北工業大学教授
神経活動評価

山手 和幸 MBA
日本新薬(株) 執行役員
創薬事業企画

小関 珠音 博士(学術)
大阪公立大学准教授、ジャパンディスプレイ取締役
ベンチャー/企業経営、ファイナンス

wpChatIcon
wpChatIcon